7 華月




Raphaelのギタリストで、統合失調症による市販薬の誤飲で19歳という若さでこの世を去りました。当時の新聞の切り抜きは今でも大切に保管しています。彼の音楽的才能は素晴らしいものがあり、他のメンバーも含め末恐ろしいほどの実力を持っていました。今聞いてもとても18か19の少年が演奏しているものとはとても思えません。きらびやかなメタルでありながら、繊細な旋律をのせて演奏される楽曲には華月の想いが詰まっていると言えます。華月はバンドのプロデュースからセットのデザイン、衣装までほぼ全てを自ら手がけていたので、華月の死亡はバンドの終焉を意味しました。
私が最も気に入っている曲に「吟遊詩の涙」があります。"苦しみに縁取られたこの世を儚み毒を含んだ"という部分がどうしても彼に重なってしまうのです。薬の誤飲は本当に不幸な事件でした。生きていてくれればきっと、今頃はヴィジュアル系のみならず日本を代表するスーパーギタリストになるだろうと思うのです。しかしその卵は割れてしまい、もう元に戻すことのできない伝説に変わってしまいました。

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