1 YOSHIKI
言わずと知れたX JAPANのドラマーでありピアニスト。現在は音楽プロデュースにも携わっています。今でも大御所としてヴィジュアル系バンドマンたちの憧れであるばかりでなく、ここまでヴィジュアル系ミュージックの認知度を引き上げたという点で大きく評価していい人物だと思います。
ただYOSHIKIの「伝説」は、ケガや病気なしには語れないという部分も大きいですね。ヘルニアなどを患い、コルセットを首に巻いたまま激しい演奏をしたり、ステージから落下したりと、YOSHIKIにはトラブルが付きまといます。昨年生放送されたコンサートもYOSHIKIの不調から2時間以上もの遅れが生じ、ファンのみならずテレビ局も大パニックになったようです。
それでも愛され、「YOSHIKIのやることだから」と許されてしまうのは、彼のミュージシャンとしての実直さと、作る楽曲のクオリティがそうさせるのだろうと思います。エクスタシーという一大レーベルを率い、数々のバンドを世に送り出してきたこと、また海外の有名アーティストとのコラボレーションなど、才能なくしては成せない業を飄々とやってのけるのがYOSHIKIという人なのではないでしょうか。生まれついての音楽家とは彼のことかもしれません。
(C) 2009 ヴィジュアル系概論 〜カルチャーとしてのヴィジュアル系〜