1、 大御所バンドのライブ

GLAY、L'Arc?en?Ciel等の「大御所」と言われるバンドのライブは主に各ドームやスタジアムなどで行われます。Xが再びドーム公演を行うことも話題になっています。こういったバンドになると客層は幅広く、バンギャのみならず若い男性や親子連れなどでもにぎわっています。

両者の一番の違いは客のノリ方で、大御所のドームやスタジアムでは席指定のため派手に暴れたりモッシュをしたりする人は少なく、多くの人は秩序を保ってライブを見ています。あるとしても椅子を掴んでのヘドバンくらいです。また、光るサイリウムを客が振っている光景も小さなバンドのライブハウスではまず見られません。ただ、無名なバンドでもタオルを振り回させるバンドがあったり、Dでは旗を使った振りが有名なので、小道具を全く使わないというわけではありません。

大御所バンドにとってのライブは、すでに知名度やパフォーマンスの方向性も固まっていることから、ショーとしての側面が強く見られます。セット等もお金をかけて豪華に組み、チケット代も武道館クラスからだと6000円程度?、ドームになると8000円程度はかかります。また、席の各所にスタッフが立って監視をしており、不正な撮影や他の客への迷惑行為をはたらいていないか常にチェックしています。
ただ、バンドが大きくなって武道館クラスの集客力がついてきても、あえてライブハウスでのライブを行うことを好むバンドもいます。客を暴れさせて楽しませることを売りとしているようなところがあるのでしょう。

 大御所のバンドを観ることの価値はファン同士での大きな一体感を味わうことや、そのバンドの目撃者になることそのものだと考えられます。

 私はこのようなドーム・スタジアム級のライブには年に一回行くかどうかという程度です。武道館は年に2?3回といったところでしょうか。じっくりと演奏 を聴けるのはよいのですが、やはり「コンサート」という感じがしてしまってどうも心からは楽しめません。アーティストとの物理的距離が遠いので、ライブに 参加しているというより完全に傍観者の一人になってしまう気がするからです。バンドが大きくなってお金儲けも良いけれど、ライブハウスの面白さを忘れない でもっと狭いところでのライブもやってくれたらな、なんて思います。
 また、こういった大規模なライブを観にいくと、大概は小さなライブハウスでやっていた頃からファンだったバンドが多いため、「大きくなったなぁ?」と感 慨にふけってしまうようなところもあります。これはバンギャ特有の母親的心理ともいうべきものでしょうか。先日ムックの武道館公演に行ったときも、昔のノ リが無くなったことへの寂しさを感じつつ、バンドが大きくなったことを喜ばしく思いました。
また、LUNA SEAの東京ドーム公演は、ライブを観ること自体が初だったのですが、やっぱりこれだけの人間(5万人)を動かし熱狂させるだけのパワーを持つバンドは凄いなと深く感銘を受けました。

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